タンブーラ制作風景~インド・ミラージュ

タンブーラ(tanbuura)は、北インドでは、タンプーラ(tanpuura)とも言います。
インド音楽には欠かせない弦楽器です。

開放弦で、ドローン(持続音)を演奏し、コンサートのバックで、雰囲気を作ります。
演奏されているラーガの基礎となる一定の音程を維持する通奏低音を出すために演奏されます。
スィータールのように音階を演奏する楽器ではありません。

その心に響く周波数は意識を心地良く刺激してくれるます。
マントラのチャンティングにもとてもよく合います。

素材は、木製かふくべ製の胴にフレットのない長い棹がついて、通常、4本のスチール弦が使用され、基盤となる7音のうちの主音のサとその5度上のパの音に調弦されます。

指で順番に弦をはじき、鳴らし続けます。奏法は比較的簡単ですが、
主奏者につねに正しい音程を与えることが必要であり、
調弦には常に気を使います。


以下、ミラージュでのタンブーラの制作シーンを写真でご紹介します。

制作シーン
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